Sho tanakaProjects:LIVNEST
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LIVNEST

< 概要 >

デザイン力向上を目的とした32日間の設計課題の一環として、家具・家電の月額レンタルサービス「LIVNEST」のLPを設計。与えられた事業背景とクリエイティブブリーフをもとに、「所有しない」という選択肢に対する心理的ハードルを、情報設計とビジュアルでどう下げるかを検証した個人課題。

< プロジェクト背景 >

単身世帯や転勤の多い社会人は、引っ越しのたびに家具購入と処分のコスト・手間を負担しており、家具レンタルという選択肢自体の認知も低い。LIVNESTは「初期費用ゼロ」「解約時の引き取りも無料」を軸に、買っては手放す繰り返しから解放するサービスとして設定されており、ターゲットは20代、転勤や引っ越しが多い単身社会人。競合は法人向け家具レンタルや購入、フリマアプリでの中古調達で、「レンタル」という選択肢そのものへの心理的距離をどう縮めるかが起点だった。

< 課題 >

①「レンタルだと自分の物じゃない感じがする」という所有欲への抵抗 ②「長期的には買った方が安いのでは」という費用対効果への疑問、この2つの心理的ハードル ③初期費用ゼロ・引き取り無料という強い訴求ポイントでどう上回れるかが最大の課題 加えて、ソート/フィルター機能はLPの範囲外という制約の中で、「探す→選ぶ→申し込む」という利用フローをどう分かりやすく伝えるかも問われていた

< 戦略/アプローチ>

感情面からの入口設計 /

ヒーローコピー「住まいは、借りるだけでいい。」で、所有が当たり前という前提そのものを転換する一文を最初に提示。続く課題提起文も、コストではなく「愛着ある家具を手放す辛さ」という感情面から入ることで、読み手の共感を先に取りにいく構成にした。

合理的メリットの視覚的強調 /

感情面での共感の直後に「初期費用0円」を大きな数字でビジュアル的に強調し、感情共感→合理的メリットという順番で費用対効果への疑問に答える設計にした。

申込みへの心理的ハードルの低減 /

「利用の仕方」をStep1〜6でシンプルに図解し、複雑そうに見えるレンタルというプロセスを単純な手順として見せた。設置代行やクリーニングといった安心材料は、メリット訴求のあとに配置し、疑問が出るタイミングで答える順序にした。

<webサイト>

ヒーローセクションでは「住まいは、借りるだけでいい。」を大きなタイポグラフィで縦組みに配置し、部屋や家具の写真とCTA「部屋の広さから探す」を添えた。続く課題提起文のあとに「初期費用0円」を大きな数字表現で見せ、部屋のシーン別に家具・家電の写真をジグザグレイアウトで並べることで生活イメージを喚起する構成にした。「解約時の引き取り費用も0円」を改めて提示したあと、利用の仕方をStep1〜6のリスト表示で図解し、設置代行やクリーニングの安心材料をアイコンとともに配置。PC/SP両方でレイアウトを設計している。

< 成果/学び >

購入とレンタルの費用比較を数字で押し出すのではなく、感情面の共感を先に作ってから合理的メリットを提示するという「情報を出す順番」自体が説得力を左右することを学んだ。事業課題を丸ごとコピーだけで解決しようとせず、ストーリーライン(感情→合理→行動)の設計で解決するアプローチを体得したのが最大の収穫。

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